膝の痛みは鍛えることによってなくす
ある程度の年齢になると膝や腰に痛みを感じる人が増えてきます。
これは加齢による老化現象ですから、ある程度は仕方ありません。
しかし何もしないで放置しておけばさらに症状は悪化し、
痛みは増すばかりです。
そしてますます運動しなくなり
膝周りの筋肉が衰え、さらに膝に負担がかかるという悪循環に陥ります。
健康な老人とそうでない老人の差は、脚力に
比例するという研究結果があります。
消化器や循環器など内臓の健康状態も老化の大きな要因ですが、足が弱って
自宅に閉じこもる生活が続くと、心身ともに老化がすすむと言われています。
その足の老化の大きな原因が膝の痛みであることは間違いありません。膝の痛み
をなくすためには、膝まわりの筋肉を鍛えて膝をしっかり支えることが重要です。
NHKの「ためしてがってん」では足に錘をつけて歩行や運動をして、膝の痛みを
克服した老人が紹介されていました。
急激な負荷をかけるとかえって悪化させる危険もありますが、医者と相談しながら
膝周りの筋肉を鍛えることは、高齢者にとって有効なはずです。